18 7月 石塚隆則
木を運ぶ人
作品解説
見えないものや、こと、を可愛らしい動物のキャラクターにしてドローイングや絵画、彫刻、そして、インスタレーションなど、幅広い作品制作を展開している作家です。コミカルで奇矯な動物たちが織り成す作風は国内外で高く評価されています。石塚隆則は、100年前の、神宮の杜をつくっている、当時の写真を見て、人々が大木を運んでいる姿に驚いたと言います。その驚きは、動物たちが木を運ぶ姿に造形化されました。本作は神宮の杜に想いを馳せ、「杜をつくる」とは何かを問いかけてくれます。
見えない「もの」や「こと」を可愛らしい動物のキャラクターにしてドローイングや絵画、彫刻そしてインスタレーションなど、幅広い作品制作を展開している作家です。コミカルで奇矯な動物たちが織り成す作風は国内外で高く評価されています。石塚隆則は、100年前の神宮の杜をつくっている当時の写真を見て、人々が大木を運んでいる姿に驚いたと言います。その驚きは、動物たちが木を運ぶ姿に造形化されました。本作は神宮の杜に想いを馳せ、「杜をつくる」とは何かを問いかけてくれます。
石塚 隆則
Takanori ISHIZUKA
1970年神奈川生まれ。現実にありながら見えない「モノ」や「コト」を動物キャラクターにして彫刻やドローイング、絵画などで表現する。主な展覧会に「飛天」(ROPPONGI HILLS A/D GALLERY、2018)、「ねむりと死」(nu petit GARAGE、2017)、かけがわ茶エンナーレ(2017)、「けものアパートメント」(ヨコハマアパートメント、2015)、「totem」(nca | nichido contemporary art、2014)がある。作品は東京都現代美術館、笠間日動美術館にも収蔵されている。