18 7月 三沢厚彦
杜の中の白虎
作品解説
三沢敦彦は二千年より、動物の姿を等身大で彫った木彫「Animals」シリーズを制作している作家で、今回は、野外彫刻展「天空海闊」に等身大となる白虎の彫刻を展示しています。三沢は、彫刻のほかにドローイングも得意とし、本作は、精霊を宿している杜のオーラ—100の金色に輝くオーラ—を感じたことに着想を得て描かれました。野外彫刻展の白虎は杜の中に佇んでいますが、こちらの白虎は杜と戯れており、100年の杜と共生する白虎の姿が表現されています。
三沢厚彦は2000年より、動物の姿を等身大で彫った木彫「Animals」シリーズを制作している作家で、今回は、野外彫刻展「天空海闊」に等身大となる白虎の彫刻を展示しています。三沢は、彫刻のほかにドローイングも得意とし、本作は、精霊を宿している杜のオーラ—100の金色に輝くオーラ—を感じたことに着想を得て描かれました。野外彫刻展の白虎は杜の中に佇んでいますが、こちらの白虎は杜と戯れており、100年の杜と共生する白虎の姿が表現されています。
三沢厚彦
Atsuhiko MISAWA
1961年、京都府生まれ。1989年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2000 年、動物の姿を等身大で彫った木彫「Animals」を制作開始。同年より西村画廊(東京)で個展開催。2001年、第20回平櫛田中賞受賞。2007‒08年、平塚市美術館など全国5館で巡回展開催。以後、各地の美術館で個展を多数開催。近年の個展に2017年の松濤美術館、2018年の横須賀美術館、富山県美術館など。2019年、第41回中原悌二郎賞受賞。現在、武蔵野美術大学教授。神奈川県在住。