デジタル活用
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デジタル活用

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現在、明治神宮には、年間1,000万人の参拝者が訪れます。平日の訪問者の70%は訪日外国人という現状を踏まえ、「神宮の杜芸術祝祭」開催にあわせ、重要文化財である建築物を含む明治神宮全体及び各企画、公演に対する多言語作品解説パネル、キャプション、音声ガイドの準備をし、インバウンド向け多言語対応を推進していきます。

アートをはじめとする文化を活かした新しいビジネスモデルやイノベーションの創出を目指し、インバウンドをはじめとする多様な来訪者にとっての訪問先での体験をより深めてもらうことを目的に、スマートフォンで利用可能な対話型AI-Naviサービス「AI NAVI Tenshin(テンシン)」の実証実験を開始します。

画面イメージ

お手持ちのスマートフォンでQRコードを読み取ると、「Ai Navi Tenshin」サイトで音声ガイドの利用が可能。GPSと連動した該当スポット(MAP参照)で、「これは何?」「どんな作者?」「どうやるの?」「トイレどこ?」などとマイクで質問すると、現在開催中の野外彫刻展の作品情報やアーティスト情報、参拝の作法や近くのトイレの場所などを、音声で答えてくれます。

明治神宮の3か所の入口(原宿口、代々木口、参宮橋口)と内苑内フォレストテラスに配置された「神宮の杜芸術祝祭」看板および、野外彫刻の作品紹介看板、明治神宮内で配布するチラシに、「AI NAVI Tenshin」サイトにつながるQRコードが設置されています。

本システムは、ITベンチャーやコンテンツ企業等の多様な企業が集う「コンソーシアム企画」として開発されました。具体的には、AIによる会話生成とGPSを活用した対話型の音声操作については、コグラフ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:森 善隆)、インバウンド客や多様な属性のユーザーに対して使いやすいユニバーサルデザインに配慮したインターフェイスについては、ディスプレイ最大手の株式会社乃村工藝社(本社:東京都港区、代表取締役:榎本 修次)、チケット購入サービスについては、株式会社イーティックスデータファーム(本社:東京都港区、代表取締役社長:原田 栄二)のシステムを利用します。