18 7月 朝山まり子
鯉桜
作品解説
山岳写真を撮っていた朝山まり子ですが、専門的なガーデニングの知識も兼ね備えていたことから、明治神宮の写真撮影を依頼することになりました。神宮の杜には234種、約36000本もの樹木、約3000種の生き物が確認されていますが、彼女の眼には、他の人が気づかない動植物にも、きちんと眼が行き届いていることが写真からわかります。今回の扇面では1年間の風景から3点を選んで作品化しています。秋には絵画館で個展の予定があります。
山岳写真を撮っていた朝山まり子ですが、専門的なガーデニングの知識も兼ね備えていたことから、明治神宮の写真撮影を依頼することになりました。神宮の杜には234種約3万6千本もの樹木、約3千種の生き物が確認されていますが、彼女の眼には他の人が気づかない動植物にもきちんと眼が行き届いていることが写真からわかります。今回の扇面では1年間の風景から3点を選んで作品化しています。秋には絵画館で個展の予定があります。
朝山まり子
Mariko Asayama
熊本県生まれ。武蔵野美術大学 短期大学芸術学科卒業、京都造形芸術大学芸術研究科卒業、京都芸術大学非常勤講師。 2010年より写真を始め、山登りが趣味であったことから山岳写真家としてそのキャリアをスタート。また、園芸・造園の知識があることから、主に、美しい日本の自然のランドスケープを作品作りを行っている。独特のフレーミングの才能があり、今回の「神宮の杜芸術祝祭」では、1年を通じて、明治神宮とその杜の写真を撮り続けている。秋に聖徳記念絵画館で個展の予定。