17 7月 川久保ジョイ
メディウム#14
作品解説
写真家でロンドン在住の川久保女医。この作品は、伊豆半島西部から見た富士山を撮影した写真を軸装したものです。手前の島はあたかもめおと岩のような風情です。自然の美しさを愛でるだけでなく、環境問題に心を巡らせたり、私たちの暮らし方を考え直したりといったように、様々な視点から深く思索を引き起こす作品となっています。
写真家でロンドン在住の川久保ジョイ。この作品は、伊豆半島西部から見た富士山を撮影した写真を軸装したものです。手前の島はあたかも夫婦岩のような風情です。自然の美しさを愛でるだけでなく、環境問題に心を巡らせたり、私たちの暮らし方を考え直したりといったように、様々な視点から深く思索を引き起こす作品となっています。
川久保ジョイ
Yoi KAWAKUBO
1979年スペイン生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程中退。専業主婦と金融トレーダーを経て作品制作に専念。物語性を巧みに用いた多メディア・インスタレーションで特異的な歴史を普遍的な問題へと媒介して行く作品群を制作する。近年のグループ展は「六本木クロッシング2019」(森美術館)、「21st DOMANI展」(国立新美術館、2019)、「ヨコハマトリエンナーレ2017」(横浜美術館)。2015年VOCA展大原美術館賞、第10回shiseido art egg入選等の受賞がある。